【中小企業診断士】財務・会計過去問解説「H19年第9問」

こんばんは、ヤスです。

今回は財務諸表分析の過去問について解説していきたいと思います。

過去問H19年 第9問

A 社と B 社の貸借対照表(要約)は次のとおりである。両社の流動性に関する記述として最も適切なものを下記の解答群から選べ。

H19.zaimutoi9

〔解答群〕
ア 自己資本比率は A 社が B 社より良好であるが、固定長期適合率は B 社が A社 より良好である。

イ 自己資本比率は B 社が A 社より良好であるが、固定長期適合率は A 社が B 社 より良好である。

ウ 当座比率は A 社が B 社より良好であるが、流動比率は B 社が A 社より良好である。

エ 当座比率は B 社が A 社より良好であるが、流動比率は A 社が B 社より良好である。

解説

答え エ

財務諸表分析の問題です。

それぞれの指標をそれぞれ計算していきましょう。

自己資本比率

自己資本比率は、「自己資本」 ÷ 「総資本」で計算することができます。

A社:(100 + 90 + 60)÷ 470 × 100 ≒ 53%

B社:(110 + 60 + 30)÷ 440 × 100 ≒ 45%

数値が高いほど良いのでA社の方が良いです。

固定長期適合率

固定長期適合率は、固定資産 ÷(固定負債 + 自己資本)で計算することができます。

A社:150 ÷(80 + 100 + 90 + 60)×100 ≒ 45%

B社:150 ÷(100 + 110 + 60 + 30)×100 ≒ 48%

低いほど良いので、A社の方が良いです。

当座比率

当座比率は、当座資産 ÷ 流動負債 × 100 で計算することができます。
※当座資産 = 現金預金 + 売掛金 + 受取手形 + 有価証券

A社:(40 + 30 + 50 + 40) ÷ (50 + 90) × 100 ≒ 114%

B社:(60 + 30 + 40 + 50) ÷ (80 + 60) × 100 ≒ 129%

当座比率は高いほど良いのでB社の方が良いです。

流動比率

流動比率は、流動資産 ÷ 流動負債 × 100 で計算することができます。

A社:(40 + 30 + 50 + 40 + 160) ÷ (50 + 90) × 100 ≒ 229%

B社:(60 + 30 + 40 + 50 + 110) ÷ (80 + 60) × 100 ≒ 207%

流動比率は高いほど良いのでA社の方が良いです。

以上のことから答えは、エ 当座比率は B 社が A 社より良好であるが、流動比率は A 社が B 社より良好である。となります。

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