【中小企業診断士】財務・会計過去問解説「H20年第10問」
こんばんは、ヤスです。
今回は原価計算の過去問について解説していきたいと思います。
過去問H20年 第10問
労務費に関する次の資料に基づいて、製造原価明細書の空欄AとBに入る数値の計算式の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
賃金:期首未払高 3,600千円
当期支払高11,100千円
期末未払高 2,500千円
〔解答群〕
ア A:11,100 + 2,500 - 3,600
B:37,100 + 7,900 - 8,200
イ A:11,100 + 2,500 - 3,600
B:37,100 + 8,200 - 7,900
ウ A:11,100 + 3,600 - 2,500
B:37,100 + 7,900 - 8,200
エ A:11,100 + 3,600 - 2,500
B:37,100 + 8,200 - 7,900
解説
答え ア
まず空欄Aの労務費から見ていきましょう。
労務費は賃金を使って計算します。
期首未払高が貸方で、期末未払高が借方にくることに注意してください!
ということで空欄Aは 11,100 + 2,500 - 3,600 となります。
続いて空欄Bの当期総製造費用です。
原材料費と経費がわからないため、当期製品製造原価から逆算して計算します。
ということで空欄Bは 37,100 + 7,900 - 8,200 となります。
以上のことから答えは、
ア A:11,100 + 2,500 - 3,600
B:37,100 + 7,900 - 8,200
となります。
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