【中小企業診断士】財務・会計過去問解説「H21年第8問」
こんばんは、ヤスです。
今回はCVP分析の過去問について解説していきたいと思います。
過去問H21年 第8問
当期の売上高と費用の内訳は次のとおりである。安全余裕率として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
ア 5% イ 10% ウ 15% エ 25%
解説
答え イ
安全余裕率とは損益分岐点から売上高までの比率のことです。
ということでまずは損益分岐点を計算します。
損益分岐点 = 固定費 ÷ 限界利益率
限界利益率 = 1 – 変動費率
変動費率 = 変動費 ÷ 売上高
以上の計算式を使って計算します。
5,000,000 ÷ 8,000,000 = 0.625
1 – 0.625 = 0.375
2,700,000 ÷ 0.375 = 7,200,000
損益分岐点は「7,200,000」となります。
安全余裕率は以下のように計算します。
安全余裕率 = (売上高 – 損益分岐点) ÷ 売上高 × 100
(8,000,000 – 7,200,000) ÷ 8,000,000 × 100 = 10%
ということで答えは イ 10% となります。
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