【中小企業診断士】財務・会計過去問解説「H24年第5問」
こんばんは、ヤスです。
今回は連結会計の過去問について解説していきたいと思います。
過去問H24年 第5問
次の資料に基づき、連結当期純利益を算定するうえで、P社(親会社)とS社(子会社)の当期純利益合計から控除される金額の計算式として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【資料】
1.P社はS社へ原価に対し一定の利益を付加して商品を販売している。
2.S社の期末商品たな卸高はすべてP社からの仕入分である。
3.P社はS社から配当金を受け取っている。
〔解答群〕
ア S社当期純利益 × 少数株主の持分比率 + S社からの受取配当金
イ S社当期純利益 × 少数株主の持分比率 + S社からの受取配当金 + S社期末たな卸商品未実現利益
ウ (S社当期純利益 – S社期末たな卸商品未実現利益) × 少数株主の持分比率
エ (S社当期純利益 – S社期末たな卸商品未実現利益) × 少数株主の持分比率 + S社からの受取配当金
解説
答え イ
連結当期純利益を計算する場合、子会社の当期純利益から少数株主持分を差引します。
そして子会社から受け取った配当金と、親会社から購入した分の期末たな卸商品の未実現利益加を加算します。
ということで答えは イ となります。
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