【中小企業診断士】財務・会計過去問解説「H24年第9問」
こんばんは、ヤスです。
今回は原価計算の過去問について解説していきたいと思います。
過去問H24年 第9問
セグメントとしての事業部が各事業部に共通的に発生する固定費を回収し、さらに利益を獲得することに貢献する度合を示す利益額として最も適切なものはどれか。
ア 売上高―売上原価
イ 売上高―変動費
ウ 売上高―変動費―管理可能固定費
エ 売上高―変動費―個別固定費
解説
答え エ
問題に、「セグメントとしての事業部が各事業部に共通的に発生する固定費を回収し、さらに利益を獲得することに貢献する度合を示す利益額」とありますが、これは「貢献利益」のことです。
貢献利益は以下のように計算します。
売上高 – 変動費 = 限界利益
限界利益 – 個別固定費 = 貢献利益
限界利益 – 個別固定費 = 貢献利益
ということで答えは エ となります。
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