【中小企業診断士】財務・会計過去問解説「H27年第12問」
こんばんは、ヤスです。
今回は利益還元策の過去問について解説していきたいと思います。
過去問H27年 第12問
A社は、株主に対する利益還元政策を行うこととした。利益還元政策として、最も不適切なものはどれか。なお、A社は十分な現金を所有しており、財務的破綻について考慮する必要はない。
ア 株式の分割
イ 記念配当の実施
ウ 自己株式の取得
エ 普通配当の増配
解説
答え ア
ア:不適切です。株式分割を行っても利益還元策にはなりません。
イ:適切です。
ウ:適切です。自己株式を所得するということは、一株当たり利益が発行株式数から自己株式数を差し引いて計算されることで増加することになり、実質的に利益還元策となる。
エ:適切です。
ということで答えは ア となります。
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