【中小企業診断士】財務・会計過去問解説「H30年第10問」

こんにちは、ヤスです。

今回は財務諸表分析の過去問について解説していきたいと思います。

過去問H30年 第10問

 以下の資料は、20X1 年の実績と20X2 年の予算の抜粋である。20X2 年における財務比率の変化に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

H30.zaimutoi10

〔解答群〕
ア 付加価値率は上昇する。
イ 労働生産性は低下する。
ウ 労働装備率は上昇する。
エ 労働分配率は低下する。

解説

答え ウ

ア:不適切です。付加価値率は以下のように計算します。

付加価値率 = 付加価値額 ÷ 売上高 × 100
※付加価値額 = 経常利益 + 労務費 + 人件費 + 金融費用 - 金融収益 + 賃借料 +租税公課 + 減価償却費

20X1年:250 ÷ 1,250 × 100 = 20%

20X2年:250 ÷ 1,500 × 100 ≒ 16.7%

付加価値率は20%から16.7%に変化しているので低下しています。

イ:不適切です。労働生産性は以下のように計算します。

労働生産性 = 付加価値額 ÷ 従業員数

20X1年:250 ÷ 40 = 6.25百万円

20X2年:250 ÷ 38 ≒ 6.58百万円

労働生産性は6.25百万円から6.58百万円に上昇しています。

ウ:適切です。労働装備率は以下のように計算します。

労働装備率 = 有形固定資産 ÷ 従業員数 × 100

20X1年:300 ÷ 40 × 100 = 750%

20X2年:360 ÷ 38 × 100 ≒ 947%

労働装備率は750%から947%に上昇しています。

エ:不適切です。労働分配率は以下のように計算します。

労働分配率 = 人件費 ÷ 付加価値額 × 100

20X1年:150 ÷ 250 × 100 = 60%

20X2年:160 ÷ 250 × 100 = 64%

労働分配率は60%から64%に上昇しています。

ということで答えは ウ 労働装備率は上昇する。 となります。

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